さて、今月のお話は、ちょっと違うかな?結婚式のお話しではなく、お葬式の話。
日本ではウエディングドレスは当たり前で、教会での西洋式結婚式も体験済みの方が沢山
いらっしゃると思います。むしろ神道や仏前結婚式を知らない人の方が多いくらいでしょうか。
でもお葬式となるとやっぱり仏式。そこで、今回は私の体験した、西洋式のお葬式の話です。
お葬式の色は、やっぱり黒ですよね。それはこちらでも同じ。でも日本程厳格ではなく、花柄であったり、
色付きの服装もちらほら。今回は驚いた事に全身真っ赤のドレスを着ている人が2−3人程いて。。。
ひえ-これって許されるの?って驚いてしまいました。後で聞いた話ですが、
故人がなにより好きだった色が、真っ赤だったそうです。なぜかホットしてしまいました。
式は、やはり神父(日本ではお坊さん
)が司会者で進んでいきますが、日本では喪主が簡単に
来賓へのお礼を述べるのに比べて、こちらでは、もう少し具体的に故人の幼少の時からの
生い立ちを出席した親類、知人、友人に語り掛けて皆で故人を偲ぶようです。一番感動したのは、歌手によるすばらし歌を聴いた時でしょうか。たぶん故人が生前好きだった
曲なのでしょう。日本でのタイトルは分かりませんが、Over the
Rainbow。虹のかなた?
あのオズの魔法使いの中で歌われている曲です。涙をそそりますよね。
不謹慎にも思わず、拍手しそうになりました。
お葬式の花は菊の花ですが、こちらではカラーの花だそうです。長年日本の文化に慣れ親しんだ
せいか、菊の花を贈られると、ギクッとするのですが(駄じゃれがでてしまいました。)
菊は英語でchrysanthemum略してMUM。
お母さんの意味のMOMと掛けてカーネーションではなくMUMを贈る人もいるようです。
お葬式に使われる花も、菊だけではなく、赤いカーネーションあり、黄色のユリあり、紫の蘭の花
ありと幾分華やか目です。故人を悼む悲しい式なのですが、なぜか残され者が明日に向かって
強く生きていこうという決意表明をしたような、励まされる一日でした。 |